« "Emotional Japonism"展に出発 | トップページ | Brussels@BELGIUM Vol.1 »

2010/11/20

フォトグラファー冥利につきる

今日はエモジャポ展の折り返し日。3日目です。

今日は午前中から、私の作品を買いたいと言う人が2人もいました。

初日は1人・・・比較的若い女性。

肝心の部分は大使館の人が通訳して、ここでは商用行為は厳禁だ

と説明して納得してもらいましたが、フォトアートに対する考え方が

まるで違います。

大変に目が高い!

それは私の作品にという意味で無く、私の作品が***の絵画に似て

いるとか、テクスチャー感が素晴らしいとか、過去やこれからの作品

展開をどう考えているか? ライティングをどうしているのか? 等々、

美術(フォトアート)としての話を延々します。

日本では考えられない・・・

カメラ機材の話題なんて、ほとんどどうでも良いのです。

年齢や性別に関係なく「絵」として「美術」として評論し、値を訊いて

くれ買おうとしてくれます。

今日は小僧SNSで現地に住む、abbeyroad1958さんが、最後にいら

して下さいましたが、そういうものだと教えて下さいました。

フォトイベントというと、カメラの話題ばかりになる日本と雲泥の

アート感覚の違いです。

スゴイ!とても楽しい! フォトアートが日常に根づいている。
たしかに、Artistが欧州カブレになるのが、実感できました。

機会があって渡航費が許すなら、ぜひまたこの地orヨーロッパで

作品展をやりたいと強く感じました。

|

« "Emotional Japonism"展に出発 | トップページ | Brussels@BELGIUM Vol.1 »

■EXHIBITION」カテゴリの記事

コメント

佐々木さん、メッセージ メッチャ嬉しいです !(^^)!

パンフを配布した内、7割もの人が翌日来てくれて本当に嬉しかっ
たです。

私も学生時代は海外の印象派やシュルレアリズム、ポップアートな
どの影響ばかり受けて、日本のArtistの面白さに気付いたのは、80
年代初頭のポップシーンを革新した"YMO"(イエローマジックオーケ
ストラ)にハマってからでした。逆輸入型の典型です。

坂本龍一は当時"戦場のメリークリスマス"でもカンヌで注目を浴び、
この頃はファッションデザイナーもグラックデザイナーも、日本人
が今よりずっと元気に活躍していたと思います。
もちろん日本企業の海外進出もすごかったですが・・・

日本から海外に出て気付くのは、自分たちが自国文化を紹介する
パワーの低さです。
古典や伝統ではなく、近現代の文化シーンをどれだけ語れるかだと
思います。 逆に、実際の欧米から輸入する点もまだまだあります。
それには、斬新なもの、異種な物を拒絶しない感性が大切です。

"フォトグラフ"は"テイクアピクチャー"です。絵画ですよね。
語源は"真実を写せ"なんて、難しいことを言ってません。
そんな一面を、大使館や来場したお客様に見ていただけただけでも
今回ブリュッセルで展示した甲斐がありました。

会場でお話したとおり来年3月から7月まで、東京から大阪まであ
ちこちでPhotoExhibitionを開催します。ブリュッセルの倍以上の
作品で、会場の演出も違います。
またの来場お待ちしています。

本屋のデビッドさんにも、伝えられたらヨロシクと!

 d(^_^) see you!

投稿: MazKen | 2010/12/09 14:35

こんにちは。遅くなってしまいましたが、コメント失礼いたします。
ブリュッセル外国語大学の雅楽コンサートでお会いした、佐々木です。

ブリュッセルでの展示会、お疲れ様です。
一つ一つの作品を丁寧に説明してくださり、どうもありがとうございました。
とても楽しく見させていただきました。

日本人は、西洋美術には興味があるのに自国の文化となると
一気に熱がさめてしまうように思います。
実際私自身も、ルノワール展やゴッホ展などは必ず足を運ぶのに、
日本の古典美術等の展示会などにはあまり行きません…
ヨーロッパ人の方たちの方が、
純粋に「アート」を楽しんでいるようにも思います。
ヨーロッパ独自の感性を、少しでも吸収したいものです。

今回、じっくりとMazKenさんの作品を見させていただいて、
写真への考え方が変わりました。
決して景色のみを映し出すものではないのですね。

日本もだんだん寒くなってくると思いますので、
ご自愛ください。

失礼いたします。

京都外国語大学3年
佐々木

投稿: 佐々木 | 2010/12/09 04:40

草さん、まったく惜しいですよね。
SKの方向は正しいのに、周辺の物理的環境が悲しいほど激変してしまって・・・・

横浜に来ませんか? 旧めのビルがかなり安いそうです。

私はマネージメント・・・プロデュースする人が欠けているのですよね。
自分で見積書や請求書、宅配便の伝票をセコセコ書いている時ではないと思うのですが・・・
妻もそれは分かっていても、苦手なものは苦手だし・・・もう少し時間を与えたいし・・・

無理してもフルブーストで加速する時が近づいているようです。

投稿: MazKen | 2010/12/01 19:13

まさに”これからだ”と確信できる時代にきていると思います。
MazKen様にはそれなりのサポーターがつくと思います。
MazKen様のメッセージと作品の方向が明確になってきているので、
世の中に押し出せる力(ノハウ)をもったギャラリーなどが
注目すべきだと思います。
草さんは、とてもじゃなけれど力不足です。
周辺土地事情の先行きも不安定です。
あぶなくなってきたので、このへんで下手に去ります・・・(~_~;)

投稿: 草 | 2010/12/01 13:29

>フォトグラーフとは、写真を素材に使った、ちょっと気の利いた(遊び心から生まれた)エンターテインメント

同感です。
ただし私は、光 (Photo)を素材に使ったエンタメ (graph)ですが・・・(^^ゞ

草さんまさか隠居じゃあ無いでしょう?

私はこれからだと確信しましたよ。誰もやっちゃいない分野。
一緒に展開しましょうよ!

投稿: MazKen | 2010/11/30 13:48

そうですね、私は、フォトグラーフとは、写真を素材に使った、
ちょっと気の利いた(遊び心から生まれた)エンターテインメント、
のようにとらえていますから、ギルバート・・・は、まさにそうですね。
私がやっているビジネスも(そのうちつぶれるでしょうが)、
日本の”写真さま様信者”からは見下されているので、
MazKenさんと立場や思いを同じくすることが多いです。^_^;

投稿: 草 | 2010/11/30 10:53

草さん、まいど世話様です。

ちょうどBrusselsでギルバート&ジョージ展をやっていましたが、限られた時間で見そびれてしまいました。
ご当地画家のマグリッドやエッシャー展は見たのですが・・・

ギルバート&ジョージのPhotograph作品も、Photographですよね。
PhotographはあくまでPhotographですから、何でもありっていう典型です。

"妄想空間"展は、絵柄の好き嫌いはともかく、まるで従来のメーカーギャラリー展と違ったものになるでしょう。
これはもう10年以上前にスタートした"Layered Poemgraph"の発展形です。
ぜひ、一人でも多くの人に観て、感じていただきたいですね。

何も感じない。反応が無いなら、そりゃArt的感性の喪失ですよ・・・

投稿: MazKen | 2010/11/30 00:41

欧州での光画プレゼンテーション、ごくろうさまです。
疲れるどころか、エネルギーチャージしてきたようですね。
光画は、とてもシンプルでストレートな方向なので、
屈折することが写真?のように思い込んでいる日本の旧時代の人たちには、
ちんぷんかんぷんでしょうね。
そういう人たち相手に無駄なエネルギー使わず、ばく進してください。

投稿: 草 | 2010/11/29 18:21

ついに閉幕しました。

やはり最終日は盛り上がりました。

現地の外国語学校から、日本人と日本語を
勉強する各国の女子大生が来てくれました。

朝イチで来た素敵な中年のおばさまが、
ディナーを招待してくれ、グランパレスの高級
レストランの窓側席で素晴らしいディナーを楽
しみました。

大使館の多くのスタッフも、私の珍しい?光画を
楽しんで・・・かつ理解してくれました。
ベルギーから、微々たる力ですがフォトグラフ=
光画を発信できたと思います。

何度も言いますが、"写真"ではありません。
フォトグラフは、"光画"なんです。


現地の日本人留学生も言っていましたが、
日本人自体の欧米カブレが問題でもあります。

こちらの人の方が、柔軟に理解を示してくれますが、
日本人だってそういう土壌はあると思うのです。

現に大使館の人は、MazKen@電脳光画で洗脳し
ましたからね。

日本で残念なのは、新しい動きにフタをする。
新潮流のフォトには発表の場を与えないという、
守旧派の頑なな姿勢です。

けっして一般の人が保守的なわけでは無いと感じ
ました。

投稿: MazKen | 2010/11/25 08:10

あるば☆とろす さん、おっしゃる通りです。

私だってカメラ好きだから、この仕事をしているんです。
メカオタクだから、マウントアダプターも開発するし、ペンも分解メンテする。

でも、それだけじゃない。
フォト遊びには撮影してプリントする、この楽しみが重いのです。

いつまでもカメラの自慢話、蘊蓄ばっかりではカメラ好きのコミュニティ
から一歩も出ない。
現に雑誌がそうでしょう。作品はいつもほとんど同じカテゴリーばかりで、
グルグル巡り。新製品ニュースだけが時代を反映していますよね。

さて説教オヤジはここまで。

土日と、自由気ままに撮影散策し、次作の素材を集めていました。
王立軍事博物館行きました! ところが戦車コーナーは改修中…
WW1のイギリスのマークと、フランスのルノー戦車しか撮れません
でした。

本当にもう2日ぐらい余計にいたいですね。
今年後半は仕事をあまりしていないので、旅費も少なく、仕事も
入ってきたので戻るしかありません。

先ほどオリンパスギャラリーから正式な日程が届きました。

3/24-30, オリンパスギャラリー東京
5/12-18, オリンパスギャラリー大阪

この他に、水道橋の通好みのUP-Fieldや、秋に近江八幡でも
ゲリラ的企画展を予定しています。

作品展数は倍以上、気鋭の空間デザイナー 東潤一郎さんが
会場ディスプレイを"競演"予定中ですので、お楽しみに!(^○^)!

投稿: MazKen | 2010/11/22 17:15

ご無沙汰しています。今頃のブリュッセルは
お寒いのでしょうか?

 >フォトイベントというと、カメラの話題ばかりになる
  日本と雲泥のアート感覚の違いです。
  スゴイ!とても楽しい! フォトアートが日常に
  根づいている。

欧州と日本のフォトアートに対する認識の違いが
如実に感じ取れますね。私も先日参加した写真展で
聞かれた事と言えばカメラの機種と撮影データの事ばかり
(その写真展については今度お会いした時に・・・)。
カメラの品評会をするために撮影をしてる訳じゃ
ないんですけどね・・・
(カメラの話題も好きですけどそれ以外の所も
観て頂きたいです(苦笑))。

早くこちらでMazKenさんの作品を鑑賞したいです。
残りの会期、お体にはくれぐれもお気をつけて
無事に乗り切ってください。

投稿: あるば☆とろす | 2010/11/22 16:54

MORIMORI9さん、どうもです。

まあ、成功かどうかは別にして、久しぶりに日本人以外のフォトアート感を実感しました。

とにかく、カメラ機材の質問など基本的に皆無です。
作品のモチーフ=発想の原点。イメージに関すること。
プリントのテクスチャー感の面白さ、ライティングに対する疑問。
モンタージュの具体的技法に関する質問等々・・・・
作品の本質について語ろうとするから、延々話しが続きますよ。
*それだけ一人に説明するほど、人が入らないってことです (^^ゞ

それが高齢の女性や、女子大生(風?)だからすごいと思います。
ベルギー人だけでなく、ペルーやウクライナの人もいました。

作品を撮るのにカメラは必要ですが、カメラが作品を作っているのではない。
プリンターや紙質。フォトショップ(デジタル処理)の使い方のウェイトが大きいワケです。
その本質を知っている、質問してくるのが、私にとって一番興味深かったことです。

投稿: MazKen | 2010/11/21 07:14

MazKen様、こんにちは。
そして、展覧会の御成功、大変おめでとう御座います。。。

そちらも、やはり、寒いのですか?私は、すっかり、風邪を引いてしまいました。。。

MazKen様の文章から、そちらの芸術に対する気風にすっかり感心されていらっしゃるMazKen様の興奮状態がよくわかります。。。

やはり、西洋人は、芸術に対する理解が深いのでしょうね。そこにMazKen様の素晴らしいお写真が加わって、さぞや素敵な展覧会になっているのでしょう。。。

無事に展覧会を終わらせ、帰国なさったら、また、このブログで詳細を教えて下さい。。。

取り急ぎ、御成功、お祝いの言葉を・・・
失礼致しました。。。

投稿: MORIMORI9 | 2010/11/20 12:48

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フォトグラファー冥利につきる:

« "Emotional Japonism"展に出発 | トップページ | Brussels@BELGIUM Vol.1 »