« あなたが被害者にならないように | トップページ | 最新プリント情報 »

2009/10/10

PEN E-P1 も楽しんでます

Ep1_002
こういう遊び方はやはり夢だったでしょう?
この手のカットの撮影機材を気にする人は通。 EOS 50D EF24-70 F2.8L

E-P1を使って、早3ヶ月。
E-410に代わってずいぶん働いていますが、雑誌の記事では見えない作例のディテールが少しでも見えるように、随時ブログに掲載しましょう。

_018
Zuiko 42mmf1.2 f1.2 のままで撮影 CLICK!

正直、結論から言えばこのカメラはEOSデジの代理にはなりません。
反論はあるでしょうが、「作家的作品」ならともかく商用写真は無理。
E-P1が真価を発揮するのは、旧型のMFレンズを装着して遊ぶ時です。
お世辞でなく、PEN-FTのデジ判として持ち歩く楽しさはあります。

063
OM-ZUKO 50mmf1.2 f1.2 のままで撮影 CLICK!

"PEN E-P1 BOOK"でも紹介しましたが、いまだかってないほど多種多様なレンズマウントアダプターが用意されていますから、ぜひ往年の一流メーカーの『国産レンズ』を楽しんでいただきたいと思います。

特に大口径の楽しさはクラクラします! お試しください。

"muk select"のマウントアダプタ紹介ページ

|

« あなたが被害者にならないように | トップページ | 最新プリント情報 »

■COLUMN」カテゴリの記事

コメント

>いくらなら買ってくれるか?

集まるメリットは設計委託と、安いことですから…3万が一応目安です。僕は…。それ以上だと自前で既製品流用で作成して貰えるのです。それから中華依頼は別ルートへ流されるので、100個売れるという皮算用が成り立たないと思います。そもそも100個も売れるか疑問ですが、ルート漏れがあればこのグループで100個さえ売れないと思えます。初期費用を最初のグループが負担するだけの事になってしまいます。ペンF側もEF側も全部中華切削は非現実的だと思います。

一つ可能性があると思うのがエレフォトさんへの依頼です。ペンFマウントを既に持っているのは知る限りあそこしかありません。エレフォトさんのペンFマウントは流用品を見た事がなく管理されています。また、あのペンFアダプタは既にどんなマウント部品にも対応できるように大きい外径の汎用品になっています。そしてEFマウント部品自体を他のアダプタとして自社で持って居られます。だから2つの部品の調整で製品化できる可能性もあると思います(そんなに簡単ではないとは思いますが)。現在のペンF-M42や、ペンF-ニコンを1つ、1.5万程度で売られているので数次第で2万台(なんの根拠もありませんが…)も交渉可能と思います。

…とこんな具体的なこといいのかなぁ…非表示投稿がないので…不適切だったら削除して下さい。

投稿: hiro | 2009/10/23 17:51

いろいろコメントありがとうございます。

本当に製品として作る場合、最低でも100個ぐらい売れる見込みが無いと、いくら中国でもNCを動かしてもらえないでしょう。
ペンF系ボディを母体にEFマウント---お好きなマウントアダプター(既製品)+手持ちのレンズとして、100人が必要としてくれるか?

ちなみにカメラマン誌の10月号で、Panaの G1 に EF-S 10-22mm F3.5-4.5 を装着・実写した記事を書きましたが、装着状態のイメージは似たようなものです。
ペンFなら"14-31mm F3.5-4.5"ですから、絞り開放のままでもアバウトに楽しく使えますね。

皆さん、いくらなら買ってくれるか? ですね。

投稿: MazKen | 2009/10/23 10:29

海外ではBig4/3と書いていますね (^^) 他方はM4/3,Micro4/3でしょうか.

投稿: lensmania | 2009/10/22 19:42

有り難う御座います。マイクロじゃない大フォーザーズの方です。簡略記載の方法があればいいですね。

投稿: hiro | 2009/10/22 18:11

hiro さま。

> フォーサーズ/EFアダプタ

これは“マイクロフォーサーズ/EFアダプタ”でしょうか?
であれば,2社ほどから出ているようです。
日本カメラ社の『マイクロフォーサーズWORLD』に,
トミーテックボーグの“5011+7923+7157”と,
ディスカバーフォトの“EOS-m4/3”が出ております
(ご存知であれば,失礼しました)。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/21 20:04

よく考えるとフォーサーズ/EFアダプタってあるんですかね!?

僕は最初、フォーサーズが良いと思いましたが、やっぱりMazkenさんが仰せのようにEFの方が良いのかも。ペンF/EFだとコニカだけは諦めなければなりませんが、逆にペンF/フォーサーズだとEFを諦めないといけませんよね(多分…)。EFとコニカを比較した場合、マニアックにはコニカも使ってみたいのですが、もし仮に計画が進行したとして、数が出そうなのはどちらかと考えた場合は、やっぱりEFではないでしょうか。ちょっと消極的選択でもありますけど…。フォーザーズ/EFアダプターが存在しないのであれば、ペンF/EFがいいと思います。

投稿: hiro | 2009/10/21 18:50

あっきいさん、も4/3ですかあ。

私的には、2段ブリッジ戦法を重視してEOS --->PEN-F かな。
巨大なEFレンズを装着するというのではなく、EOSマウントの拡張性を期待してです。

でも、マウントアダプターばかり巨大になって、相当カッコ悪そう!ダメダ!

投稿: MazKen | 2009/10/17 00:21

私も4/3-PEN-Fアダプタに一票!
やっぱり広角側が弱いPEN系では曇りの多い割に高い20mmを買うならば
フォクトレンダーの20/3.5なんかいいと思いますし
Kマウントや持ってないOMマウント、EFマウント
はたまた輪ゴム挟んでコニカARなど夢が広がります!

投稿: あっきい | 2009/10/16 00:54

>汎用性を考えると文句無くフォーサーズ-ペンFアダプタ
>次点でEOS-ペンFです.

確かに、ブリッジ(仲介)として使うのなら、この2種類がベターですね。
2段重ねですが、ほぼ全一眼レフ レンズ銘柄がカバーできます。
他の皆さんは、何があったら買いますか?

よくガタを心配する人がいますが、純正のペンF用Zuikoの鏡胴自体、建付けがかなりひどいから、心配ないです。

M4/3ボデイを使うマウントアダプターは、マウント径がペンF マウントに酷似しているのです。
故に鏡筒(アルミ筒)はM4/3用を使って、ペンFマウントをNC切削すればできるように思いました。

投稿: MazKen | 2009/10/16 00:09

おお,MazKenさんからうれしいアンケートが,気がつきませんでしたm(_ _;)m
もし汎用性を考えると文句無くフォーサーズ-ペンFアダプタです.
フランジバックの余裕があるかどうかわかりませんので,次点でEOS-ペンFです.
muc serectさんも「ブリッジ」と表現されているように,どちらもオリジナルレンズでは作動しないので,他のアダプタと組み合わせて使う前提ですから,良くわかった方でないと問題起きそうですが....
もし上記のどちらかが出たら,私は必ず購入します.

投稿: lensmania | 2009/10/15 22:05

話題が外れて恐縮です.
最も安価に4/3メスマウントが入手出来るのは,muc serectさんの4/3-M4/3ブリッジアダプタ8600円.
muc serectさんの製品は安価ですのでK-M4/3を出発材料にされるのも精度上はよいかもしれません.
個人的欲求としては,ペンFに組み合わせて最もメリットがあるのはデジタル専用広角・広角を含むズームではないでしょうか.するとKA-Dは絞り操作がレンズ外からできませんから,ノボフレックスのM4/3アダプタを出発材料にする必要が.これは高価ですね.
私は最近ペンFはオリジナルシステムで使い,アダプタには4/3を充てるようになりました. 将来どうするかはわかりませんが (^^;)

投稿: lensmania | 2009/10/15 21:59

皆さんが本当に欲しい、○○ ---> ペンFマウントアダプターは何でしょう。

OMシステムと共に絶版になったOM-ZUIKO用だけですか?
例えばペンタクスK用なら、M42も内側に付けられますね。

いくらまでなら出せますか? 超・小ロットなので2万円としても欲しいですか?

一番要望の多いリクエストのアダプターなら検討できます。
それでも100個単位だと思います。

投稿: MazKen | 2009/10/15 21:27

>M4/3アダプタの鏡筒を流用

これってPEN-Fボディ用のアダプタって意味でしょうか? M4/3ボディ-4/3レンズのアダプタの4/3マウントを流用という意味でしょうか?そうであればとても欲しいです。勿論1万円なんて思っていません。3万の価値が僕には十分あります(まだ安い?)。前にKマウント用のアダプタの図面まで作っていたのですが、頼もうと思っていた方が去年の不況の煽りで連絡もし辛い状況で頓挫中ですが、当時加工賃と材料費でこの程度はする予定でした。でも最初からマウントを決めてしまうよりも4/3にできればベストだと思えます。計画動きそうでしたらお願いします!!つい先頃私のblog内でlensmaniaさんともこのアダプタの話をさせて頂いたところでした。絶対欲しい!!

投稿: hiro | 2009/10/15 13:36

ちょっと“硬めの”話題が続いたので小ネタを…。
実はE-P1はまだ“正式には”持っていないのですけど,
それに付けるレンズやらアダプターやらは少しづつ
揃えてます…。
オリンパスの写真(画像)投稿サイト“フォトパス”で
今実施中の“ペン・スタイル・コンテスト”に,
Ultra Wide-Heliar 12/5.6(24mm相当)に,OM 24/2.8用
フードと49mmフィルターを付けた様子と,つたないテスト撮影
画像をアップしてみましたので,ご笑覧ください…。
12/5.6は標準のフードではカッコだけで意味がないのと,
通常では保護フィルターが付けられない(前玉が出ている)
ので,何とかできないかと工夫してみたものです…。
自分は,E-P1は広角向きと思っていますが,純正レンズで
“使える”のが皆無(失礼…だって“置きピン”で使える
レンズが無い…!)なので,このような選択となりました
(すでにやられている方も多いですが)…。
ちなみにレンズには各絞り値での被写界深度相当
(FourThirds換算値)を色付けしてあります。
こうしてあるのでサクサク撮れて便利です…。
ズイコーレンズの話題でなくて,すみません…。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/15 10:51

muraaki さま,みなさま。

追記です。

撮影条件が主に

> ・絞り開放および最短距離での撮影(なるべく)

とのことですので,やはりフィルム1本使って
その条件でテスト撮影されてはいかがでしょうか?
昔は(とあまり書きたくはありませんが…),
皆そうやっていたのですよね…。
ただし,やはり(ある程度の)理論:繰り出しによる
露出倍率がかかること,など:は知っていて損は
ないと思っています。
自分が接写を始めたときは,当然機材もないし,
高かったので,接写リングはレンズリアキャップと
ボディーキャップの組み合わせ(当然手動絞り:
撮影時のみ絞込み)で,フラッシュもポケット
フジカ用の小型のものに白色プラ板(タミヤ)を
はめてデフューザーとしてGNを下げて使ってました。
フラッシュはバウンスシューで下向きにして。
標準レンズ+接写リングなので撮影距離がほぼ一定
だったので,それでも充分撮れたのです。
そういう“工夫”がまた楽しいんですよね…。
そういう経験は,今でも役立っていると思います。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/15 09:36

■露出の基本■

>「花マクロ」撮影については、フルマニュアル機での撮影の修練の意味合いもあり、撮影条件としては困難を承知で、
>・野外での手持ち撮影(絶対)
>・絞り開放および最短距離での撮影(なるべく)
>で実施しており、またベルビア50を主に使用中です。

ハイ。実証主義・実体験重視はとても大切なことです。

であれば、40年昔のTTLメータという不確定要素が多く、曖昧な機能は迷うだけで役立ちません。
旧式な平均測光は、それ自体、被写体の反射率によって露出の補正を求められます。
私もれんずまにあさんも、ペンスケッチ展で花の接写を得意とする女性たちも、内蔵TTLは使っていません。

ペンスケッチ展で、植物や花をきれいに撮る彼女たちはベテランではありません。私のセミナー受講者です。
セミナーでは写真学校同様、単体露出計の使い方しか教えませんでした。


接写は、蛇腹式の大判カメラ(4×5判等)と、とても似ています。
レンズの繰り出しに対する露出補正が必要なのです。

また、スタジオ撮影、建築撮影、クルマ撮影(止まり)でも、基本的に露出は単体露出計で求めます。
多分、風景写真家もでしょう。
そして、必ず段階露光で撮ります。フィルム撮影なら3ステップ必須です。
(報道・スポーツ・スナップなど天候や環境光、諸要素の光量な変化に対応するためにはTTLが頼りになります)

ファインダー内で被写体の光量が少しでも変化したら、測定しなおします。
微妙な光量の変化に気づく目を養う必要もあります。
慣れると、TTLで撮っていてもTTLのウソに気付きます。

単体露出計と露出補正量は、同一被写体を撮影していればフィルム5本以内に習得できると思います。

ぜひ、お試しください。

* E-P1 BOOK で商品撮影=ブツ撮りはスタジオ・屋外問わず90%以上、EOS 5D/2と50Dによる単体露出計によるマニュアル撮影です。

投稿: MazKen | 2009/10/15 09:23

muraaki さま,みなさま。

確かにもう40年も前のカメラなので,新品時の状態ではない可能性が
あることと,OM 50/2 Macro は“集光力”が高いのかもしれません。
あとは,電池(電圧)が異なれば当然メーターの振れ(指示値)も
変わるでしょう…。
やはりとりあえずはテスト撮影してカメラ(ごと)の“クセ”をつかむことと,
段階露出でしょうか。
れんずまにあ さんも書かれているように,まずはベローズをつけない
状態で露出計が正確な(最近の)カメラと測定値を比較して,それと
どれ位ずれているかチェックされてみてはいかがでしょうか?
あとはひとまずはそのズレに応じた分ASA(ISO)感度目盛りを
補正してみてはと思います。
OM 50/2 Macro も同様にベローズをつけずに比較測定して
「開放値のTTLナンバー」を決められてはいかがでしょうか。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/15 08:05

皆様、短期間に多くのご教示をいただきありがとうございました。

実は私は、れんずまにあさんが想像されたような「熟練者」では決してありません。確かに40年来のオリンパスファンではありますが、せいぜい家族のスナップ写真や旅行の写真を、カメラ任せの絞り優先オートで撮る程度のものでした。

しかしながら、数年前にMazKenkの著書に接して以来、オリンパス愛が再燃し、現在ではペンFTだけで6台保有する次第です。

ちなみに、「花マクロ」撮影については、フルマニュアル機での撮影の修練の意味合いもあり、撮影条件としては困難を承知で、
・野外での手持ち撮影(絶対)
・絞り開放および最短距離での撮影(なるべく)
で実施しており、またベルビア50を主に使用中です。

今回、ご質問させていただいた最大の理由は、ペンFT専用レンズであれば、絞り開放時TTLナンバー「0」から「1」程度でほぼ使用可能なのですが、OMマクロレンズにマウントアダプターの場合、開放時TTLナンバー「1.5」でもかなりアンダーになってしまったからなのです。

おそらく、マクロレンズとの相性、露出計の精度、個体ごとの相違、電池電圧の相違(水銀電池より高電圧)等、様々な要因が想定されました。

やはり、実証実験が重要と痛感されましたので、次回は「段階露光」で適正露出を探ってみようと思います。

※ある程度満足できる作品ができるようになったら、来年のペンスケ展はこれでいきたいと考えています。昔あこがれた故木原和人さんのような花写真が一枚でも撮れたらうれしいのですが・・・・・。

投稿: muraaki | 2009/10/15 00:58

■接写における露出の測り方、補正については推測の域ですが良質なコメントがいただけたと思います。
やはり、撮影してデータを取る、経験するという行為こそが一番の対策でしょう。

もっとも、皆様気にされていませんが、シャッター速度の誤差は高速側で2/3EVぐらいある個体が大半なので、一度実測されると良いですよ。
いつも言いますが、CdSの劣化より気にすべきことなのです。

■TTLナンバーシステムについては、オリンパスのいい分より、アサカメ研究室の客観的考察の方が私は参考になると思っています。
他社のTTL開放測光のように絞り連動式露出計ではなく、単にCdSメーターをボディに入れただけの直読=読取設定なので、TTLナンバー式にせざるを得なかったと考察しています。


■ペンFT用のマウントアダプターにつきましては、市販品はご存知のとおりの状況です。
M4/3アダプタの鏡筒を流用して、ペンFT用を作れますが、需要がどれだけあるでしょう?
OM用やNikon用ぐらいはできますよ。
ただ、TOMY師の仕事に対する対価の支払状況を見ても、ペンファンは1万円以上出しそうもありませんね。
『手作業で、少量制作するものは高い』と言う意識が希薄ですから・・・

投稿: MazKen | 2009/10/15 00:02

MazKenさんと,せみちゃんさんから訂正を頂きました.
はい,TナンバーではなくTTLナンバーです.お詫びして訂正を (^^) 真夜中に書いたので......
Kは発売時期的に純正では有り得ないのはご指摘通り,その後サードパーティが一般販売したのは寡聞にして存じません.(ミヤマ商会さんはM42とN-Fだけ,ムサシさんもKはカタログに載せていない)個人製作ワンオフは存在するかもしれませんね.4/3-PenFがあれば,それを軸に多種多様なアダプタ接続は可能になります.しかし4/3のメスマウント入手は,依然として安価には困難,アダプタは楽しいですが,目的が明確でないと,手段が目的に化けてしまいがちです.でも悩ましいですね (^^)

投稿: lensmania | 2009/10/14 18:55

march さま,皆様。

ご存知の方も多いかと思いますが,
サイト“Olympus Pen Gallery”
http://homepage1.nifty.com/olympuspen/
の,
http://homepage1.nifty.com/olympuspen/camgal/penf05.htm
によれば,OMマウントアダプター以外には,
CANON(FD) Mount Adapter
NIKON(F) Mount Adapter
EXACTA Mount Adapter
LEICA 39mm Screw Mount Adapter
MINOLTA(MC) Mount Adapter
PRACTICA/PENTAX(42mm Screw) Mount Adapter
T Mount Adapter
T2 Mount Adapter
があると出ていました。
やはりKマウントはないかもです…
ただ,私のCanonFDマウントアダプターは,個人製作の
ものだったので,Kマウントもどこかに存在しているかも
しれません…。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/14 11:07

muraaki さま,ほか皆様。

皆様ご存知かもしれませんが,念のため書き込みさせて
いただきます(書き込みのタイムラグがありますが)。

以下,『オリンパス ペンFTガイドブック』からの要約ですが,
PEN FT の“TTLナンバーシステム”は,オリンパス(PEN FT )
独自の概念です(いわゆる“Tナンバー”とも異なります)。
基本的には,開放値を“0”とし,フィルム面全体に到達する
平均光量が半減するごとに“1”,“2”,“3”…と増えるように
なっています。
カメラを被写体に向けた時,被写体が明るいほど
指針の振れが大きくなり,大きい値を示します
(→「絞れ」ということ)。
したがって,レンズにより開放値が異なれば,
同じTTLナンバーでも絞り値としては異なります。
例えば,20mm F3.5では開放値F3.5が“0”で,“3”はF11相当
ですが,これが70mm F2では(F2が“0.5”で,)“3”は約F5相当
となります。他,25mm F2.8では“0”がF2.8相当ですが,
25mm F4では,“0”がF4相当となるわけです。
と,いうことは,20mm F3.5と70mm F2を同じ被写体に向けた場合,
指針の振れが異なることになります(20mm F3.5で“3”まで振れる
時,70mm F2では“5.3”位まで振れる)。
要するに,「基本的に」明るいレンズ,焦点距離の長いレンズほど,
針の振れは大きくなります。これはこれらのレンズが集光力が
大きいからです。60mm F1.5の開放値が“0”,70mm F2の開放値が
“0.5”,100mm F3.5の開放値が“1”と焦点距離が長くなるほど
増えるのは,そういう理由によります。
以上を考慮すると,焦点距離による開放時のTTLナンバーは,
基本的には60mm未満は“0”,60〜95mmは“0.5”,
100mm以上は“1”となるのだそうです(厳密にはテストが
必要だそうですが)。

さて,前置きが長くなりましたが,PEN FTの測光法には通常の
開放測光のほかに,絞り込み測光(実絞りによる測光)があります。
これは,マウントアダプターでPEN Fシリーズ用ではないレンズを
使う場合や,接写リングや顕微鏡写真の場合の測光法です。
これは,指針がそのレンズの開放値に相当するTTLナンバー
(60mm未満は“0”,60〜95mmは“0.5”,100mm以上は“1”)を
指すようにシャッタースピード(あるいは絞り:実絞り)を調節する
という方法です。顕微鏡などでは“0”を指すように調節します。
したがって,OM 50mm F2の場合,開放値のTTLナンバーは“0”
となる(はずな)ので,指針が“0”を指すようにシャッタースピード
あるいは絞りを調節すればよいことになります。
muraaki さんはそのように測光されておりますでしょうか…?

もちろんPEN FTはTTL測光ですから,近接時の大きな繰り出しや
接写リングやベローズを使った場合も自動的に補正がかかって
いるはずです(今,試しにマクロ38mm F3.5で試してみましたが,
無限遠から最短撮影距離の0.156mまで繰り出すと指針が示す
TTLナンバーが“1”分小さくなります)。

ただし,これはあくまでもメーターが“狂って”いない場合の話
なので,れんずまにあ さんが書かれたように,自分の個体の
“ズレ”(本来示すべき値との)を調べた方がよいかと思います。

以上大変長くなりましたが失礼いたしました。

投稿: せみ ちゃん。 | 2009/10/13 23:40

れんずまにあさん、解説ありがとうございます。

ペンFT独自の"TTLナンバー"の弱点・・・使い勝手の悪さでなく、理論上の弱点に言及されましたね。

---- れんずまにあさん曰く -------------
>FTのメーターは絞り値ではなくTナンバーで表示します.
>広角,標準は開放が0に相当するのですが望遠は0.5や1から始まります.
>50/2はどれに相当するのか実験する必要があります.
>また何故0から始まらないのかはよく知りませんが,受光素子とフィルム面との距離が等距離に無いことから,グリッドに入るレンズの入射角というか主点からの距離によるのだろうと勝手に思っています.
>マクロは(IF以外は)繰り出しによって主点位置が遠ざかって行くので,無限遠では標準相当だが繰り出すと望遠相当のTTLナンバーにしないといけないのかもしれません.
>距離や絞りに関係なく50/2が一定のアンダーになるならこれでしょう.
-----------------------------------

"口径ケラレ"による測光誤差にまで迫った所見は、さすがです。
ペンFTの露出計の(光学的)欠点については、アサヒカメラ・ニューフェイス診断室の復刻本に詳細に説明されています。
また、本質的に開放状態測光のため(他社の開放測光とは方式が異なります)、実絞り=絞込み測光だと、CdSに届く光量が激減し露出誤差が著しいという欠点もあります。

誤差はれんずまにあさんも書いているように、自らの被写体・固有の装備にて経験的に補正するしかないのが現実だと思います。
そこが、マニュアルなカメラの楽しさということでしょう。

※TTLナンバーの特性・長所短所については、近々まとめてしっかり解説します。
 どうも誤解が多いようですから・・・

投稿: MazKen | 2009/10/13 23:17

Muraakiさまはじめまして,下手の横好きで接写してます,れんずまにあと申します.

完璧な回答が出来兼ねることをお詫び致します.(と逃げ腰で... (^^;)
私はここ数年接写でポジを使う事がほとんどなく、1/3どころか1EVの露光差も気にしていないこと.
OM-Fアダプタで接写をあまりしていないこと(F用38/3.5にベローズ2型のほうが軽快)
OM-Fアダプタでは普通絞りになってファインダーが暗くなる(MazKenさんのように絞り固定レバーを外すとレンズで絞れて便利ですが)
私のFTのTTL露出計はどこまで信用出来るか最近確認していない.そもそも電池入れてない.
などでございます.
ペンスケ4に38/3.5+ベローズでx2撮影を出しましたが、山勘露出+ブラケッティングで写しました...
これだけ言い訳した上で (^^;)

ペンFでの接写をお楽しみということは余程の熟練者とお見受けします.
アンダーになるのは内蔵TTLメーターの出た目で露光すると,ということですね.
どの程度のアンダーで,繰り出しに比例するのか,50/2だけなのか,OM-Fアダプタ装着はすべてそうなのか.マクロ域だけなのか.被写体には関係しないのか,絞りに関係するか,情報が乏しいので取り敢えず想像で.

いくつか原因が考えられます.
通常のスクリーンを測光するTTLメーターはファインダー逆入射光の影響が絞り込み時に顕著になり,それを信じるとアンダーになる傾向がありますが,ペンFTは受光素子前にグリッドを設けてその影響は極小の筈です.でもどの程度影響されるのかは知りません.裸眼より眼鏡装着者のほうがより影響を受けます.開放から絞り込んでいくと測光値と絞りの関係が比例しなくなるならこれです.

FTのメーターは絞り値ではなくTナンバーで表示します.広角,標準は開放が0に相当するのですが望遠は0.5や1から始まります.50/2はどれに相当するのか実験する必要があります.
また何故0から始まらないのかはよく知りませんが,受光素子とフィルム面との距離が等距離に無いことから,グリッドに入るレンズの入射角というか主点からの距離によるのだろうと勝手に思っています.マクロは(IF以外は)繰り出しによって主点位置が遠ざかって行くので,無限遠では標準相当だが繰り出すと望遠相当のTTLナンバーにしないといけないのかもしれません.距離や絞りに関係なく50/2が一定のアンダーになるならこれでしょう.

手っ取り早く補正値を知るには、OMボディで同じレンズを同じ倍率にしたときの測光値と比較しておくとよろしいかと思います.その場合は別に焦点が合っている必要は無いので,再現性が高い一様な光源を同じ距離から覗くと手間がかかりません.ただし蛍光灯はSPDデジタル表示ではフリッカーを拾ってぴょんこぴょんこ一定しないことがあり、OM3/4/3SPでは白熱灯のほうがいいかしら.

最後に非常に失礼ですが,FTは完全に平均測光に近いので,画面の大部分を反射率が高い被写体が占めるとアンダーになります.ご存知とは思いますが念のため.

投稿: lensmania | 2009/10/13 02:12

muraakiさん、こちらで読んでください。

---- ご質問 ----------
>最近、ペンFTによる「花マクロ」撮影に凝っており、

・ペンFT専用マクロレンズ
・ペンFT用レンズ+クローズアップレンズ
・ペンFT用レンズ+中間リング

等、いろいろなバリエーションで試していますが、特に、
・OMマクロレンズ(50ミリF2)+OMマウントアダプーによる撮影の場合、ほとんど露出がアンダーになってしまい、いつもがっかりさせられてしまいます。

もちろん、露出計も持参するのですが、最短距離でのマクロ撮影の場合は、数cm違っただけでも露出がコロコロ変化してしまうため、しかたなく内部露出計にも頼ってしまうのですが、電池(VARTA製)の電圧の違いの影響や、個体ごとの露出計の精度の相違等もあり、何を基準にしたらよいのかよくわかりません。

マウントアダプターによる、マクロ撮影に熟練されている方のアドバイスを、是非よろしくお願いいたします。
------------------------------

私は、マウントアダプターをプリセット仕様で使うので、時々、絞込みを忘れて露出オーバーで撮ってしまいます。
また、絞りが粘っているとこれも、露出オーバーになります。

通常、中間リングを入れると露出倍数がかかるのでそれを厳密に補正するには、TTL測光しかありません。
(リングの説明書に露出補正表はあると思います)
ただ、質問の内容は中間リング使用時ではなく、マウントアダプター使用時と言いますので推測です。

> 最短距離でのマクロ撮影の場合は、数cm違っただけでも露出がコロコロ変化してしまう・・・

ここがミソですね!
マクロレンズも"ヘリコイドの繰り出し量"が増えるほど、露出倍数をかけないとアンダーになります。
マウントアダプターを使って、ズイコーマクロで高倍率撮影となれば、プラス側への露出補正は当然必要です。
高倍率撮影で"数センチ"はヘリコイドの繰り出しでは大差です。
この補正値は、TTL露出計でないと正確に求められません。

60-80年代のマクロレンズはヘリコイドの繰り出しに合わせ、鏡胴に露出倍数(補正値)が表示されていました。
外部・単体露出計では、これを元に露出を多めに補正して撮影しました。

私は本の作例などにあるように、50mmや100mmで最接近撮影をしますが、補正値を計るより段階露光で乗り切ります。
公式?な補正値は、(昔の)接写の本に出ていますが、記憶するのは面倒です。
3枚1セットが私の撮り方ですが、例えば+1半 ・+1・+1/2という感じです。
経験を少し積めば、まず外しませんよ。

れんずまにあさん、どうしてますか?

投稿: MazKen | 2009/10/12 22:53

marchさん、マウントアダプターはこちらで説明しますね。

>ちょっとむずかしくてわからない部分もありましたが、KマウントをPEN-FTにつけることは無理だということはわかりました。
>生産された年代を考えれば、当然だな~とうなずきました。

ペンFのマウントアダプターは、ペンFのフランジバックが構造上、1960年代同期のライバル機よりかなり短いこと。
交換レンズの互換性を高めることで、他社・・・Nikon・Canon・ASAHI PENTAXのサブ機として購入してもらう狙いがあったのです。
交換レンズは今よりず~っと高価な存在で貴重な財産ですから、ボディを買い換えても、買い足しても、レンズはアダプターで何とかしのいでもらうという当時のカメラマニアの事情もあるでしょう。

60年代はまだプリセット絞りも多く、オートフォーカスはもちろん、自動露出、開放測光TTLも無い時代ですから、電気的・機械的なボディとレンズの連動は不要といえました。
ペンFの豊富な? 純正マウントアダプターはそんな時代背景だから存在したのです。

ただ、ペンFからOMにマウントが共有できないのは、純粋な後継機との間に責任問題があるとして、OM - PEN アダプターが用意され、更には OM - 4/3、OM - M4/3 などのアダプターが伝統的に? 残ったのはオリンパスらしいですね。

投稿: MazKen | 2009/10/12 22:13

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PEN E-P1 も楽しんでます:

« あなたが被害者にならないように | トップページ | 最新プリント情報 »